山荘に・・・
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僕は 花に携わる仕事をして
"きれいな花 かわいい花"という感覚をもったことがなくて
これといって 大好きな花も無い
では なんでここまで 続けてこれたのか
一度 考えたことがあった
もともと <<造形>>という事に関心が高く
建築の分野に進み いろいろな建物をみてきたが
工程そのものに なんら執着がなく
できあがったモノの周りの環境との調和の部分のみ興味がある
いろんな時代背景の上に成り立つ建物は 極めて美しい
この感覚が 今でも生かされていると思う
花を贈る人 贈られる人 それぞれが さまざまな人生を送り
さまざまな感覚を持っている
その人の人生を知れば知るほど おのずと 答えを出してくれる以上
一色単に 同じものは作れない。
今の自分にできるすべてを 出し惜しみすることなく 作っていきたい。
今まで 花のいろんな作品をみたりしてきたが
どれも 感動を覚えた作品がなかった しかし 唯一ただ一人だけ
心臓をえぐり取られるほどの衝撃をうけた 人物がいる
それは <いけばな作家 中川幸夫> の作品である
知り合いから 偶然 作品集を借りてみたのが 始まりで
自分の 花のもつ感性を とてつもない 破壊力で壊していった
言葉では説明できない 見るものすべてを飲み込む圧力に ただただ 圧倒され
自然と 涙がこぼれてしまった
表向きの顔しか 見ていなかった自分自身
そこには 花の本質的な部分が表現され
完全に 自分の花人生で 間違いなく 多大なる影響を与えた人だ
花の道を推し進めたのも 間違いなく 中川幸夫だ
"魔の山" "闡" この二つは ぜひ見てもらいたい作品です
花の持つ可能性は無限です。

