夢で逢えたら・・・vol.6
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【続き・・】
『大丈夫ですか?』
男は慌てて出てきて焦ったのか、額に汗が滲んでる。
ここしかチャンスは無い・・・・
車から離れ、僕に近づく男を振り払い、車へ向かって走り出す。
予想通り。
急に出てきたので鍵が開けっぱなしになっていた。
運転席のドアを開け、差し込んである鍵を抜き取り、
森の中へ投げ捨てた。
助手席で呆気に取られる女を尻目に後部座席の女の子に目をやる。
(ひどい・・。)
手足すべて縄で縛ってある。
しかも、目を真っ赤にして泣いている。
込み上げる怒りの感情を抑えながら、まず女の子を救出することだけに集中した。
着てるジャンバーを女の子に着せて、車外へと抱えながら出した。
慌てて男が戻り、抑えようと飛びかかってきたが・・
襲いかかる瞬間を狙い、わき腹に蹴りを入れた。
うずくまる男を飛び越え、
すぐ後ろを走るワゴン車に助けを呼んだ。
『事情は後で話しますんで・・とりあえず乗せてください。』
抱えながら後ろのドアを開けて女の子を一緒に飛び乗った。
残された男たちや車、バイクを過ぎ去る光景を横目に深く深呼吸をした。
・・これで一安心だ・・・
ふと顔あげた瞬間。
(カチャッ・・・)
耳元で音が鳴った。
【続く・・・】

