結末 無視しそう Vol.7
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(・・・つづき)
覚悟を決め 黙って うつむく 僕らに 止まらぬ恫喝
窓の外の景色も見る暇すらない
どうにでも なってしまえと 自棄になった時
もう1人のヤンキーが しゃべりだした
『お前らが もっと正当な理由でヒッチハイクをしたのなら 俺らはどこまででも連れてってやる。 たとえ 東京だろうと・・ しかし 練習がきついくらいで逃げ出す男なんぞ ボコボコになるまで殴って 山の中に捨てるしかない・・・・・が 今回は 許す。
しかし 地元に帰って反省しろ!!! お前ら自身のあまりの未熟さを 』
こんなひとに 諭されるとは・・・確かにそうだった
もう少し 頭がよかったら 別の解決方法が あったはずなのに
馬鹿ってのは どうしようもないなぁ~
と気づかされ 号泣してしまった。
しかし 帰るにしろ 持ち金あわせても 一人分の電車賃も無いことを告げると
『まかせろ』と一言。 農道を車に揺られ 行き着いた先は
【佐賀県の鳥栖警察署】 (なんで?)
行き慣れてるのか。 着くなり 警察官に 親しげにしゃべりかけて
『こいつら 道に迷って しかも 帰る金が 無いけん。どうにかしてくれん?』
といい 電車賃を後払いでできる様に 話をつけてくれた。
こんなに親切なひとがいるのかと 感謝してもしきれぬ気持ちと
警察署内で 真面目なスポーツ少年達が 素行の悪いヤンキーに
面倒を見てもらっている光景に 何か違和感を感じながらも
車に乗り込む ヤンキー兄さんに お礼と深々とお辞儀をし
見えなくなるまで 見送った。
(『人は見た目で判断してはいけない』と今でも思うのはこの事があったからである)
その後 パトカーに乗り 鳥栖駅まで行き 構内で手続き等を終え
夜行列車にに乗り込み 熊本に 強制連行という形となった。
かくして 一世一代の 逃亡劇は わずか1日で幕を下ろす事となった。
(・・・つづく)
【kuma】

